電車の中で読書する人々

私は電車に揺られながら読書するのが大好きです。一時期、電車の中でしか読書できませんでした。本を読みたいがために乗って、各駅停車か環状線で何時間も過ごしました。最近は、座っている人も経っている人も、携帯電話やスマートフォンやタブレットを操作している人が増えてきました。本を広げている人はほとんど見かけません。
ある日、座席はほぼいっぱいなのに立っている人がほぼいないという状態でした。私が乗った車両を眺めて、皆が何をしているのか観察しました。7割8割の人がスマホかタブレットをいじっています。1割くらいの人は寝ています。熟睡です。そして、残った人は何をしていたかというと、読書です。雑誌を広げている人、熱心に親書を読んでいる人、文庫を読んでいる人、図書館の名前が入った単行本を読んでいる人、いろいろいました。車両の反対側の人が何を読んでいるかまでははっきりわかりませんが、何かを広げていました。
自分と同じ趣味を持っている人が、この車両の中にいるというだけで、ちょっとうれしくなっちゃいました。もしかしたら、仕事で読んでいるのかもしれません。学生らしき人は何かの課題かもしれません。趣味でなくても、本を読んでいる人は仲間のような気がしてきました。

本屋さんで座り込む

地元の本屋さんに、ひさしぶりに行きました。どこになにがあるか、たぶん店員さん以上に理解していると思います。そして、どの本が売れて新しく入ったのはどれか、も、だいたいわかります。特に、一番外枠というか、壁側の棚に並んでいる本は、無意識に覚えています。
その日は、なかなか衝撃的な光景を目にしました。連休中で、本屋さんだけでなくショッピングセンターや駅にも平日よりも多くの人が出かけてました。そして、親子連れも来ていました。私は、全ジャンルをチェックするので、お店の中を自分のルートで回っていました。
子供の絵本のコーナーから、小学生中学生の読み物コーナーに入った時です。1人の男の子が、とても熱心に本を読んでいました。小学校に上がったくらいの年頃でしょう。その子は、床に膝を付き、平積みの本に両肘を付き、一冊をじっと読んでいました。穴があくほど眺めるなんていいますが、あんなに強い瞳で見ていたら、書籍の方がびっくりして恥ずかしくなって、穴を開けそうです。男の子の頭の中で、今目にした言葉を理解して自分の知識にしようと、ものすごい勢いで回転している様子が見えてしまいそうなほどです。読むことが楽しくてたまらないという純粋な想いを見ることができました。

本を開くとき

今まで読んだことがない物語を始める時には、とってもわくわくします。特に、知らなかった作家さんの本を読む時には、期待でいっぱいです。同時に、面白くないと思ってしまったら残念だわ、という気持ちもあります。好きな作家さんなら展開は読めそうだなんて油断していると、最後にどんでん返しがあって驚かされるのです。
さて、今日はとっても好きな作家さんの本と、未知の作家さんの本と、2冊を買ってきました。どちらを先に読んだらいいのか、迷ってしまいます。
どっちも早く読みたいのですが、帰りの電車で読み始めることにしたので、大きさがちょうどよい文庫からにしました。これは、好きな作家さんの方です。表紙をめくるときは、どきどきです。タイトルのページがあって、次は目次、それから第一章がはじまっていよいよ本文です。頭の文章は短くて、物語ぜんたいを象徴しているようです。
キャリアの長い方が書いたお話なので、一気に別世界に引きこまれていきました。読むことに集中しすぎて、もう少しで電車から降りそこねるところでした。本当は、家に帰るまでの間歩きながらでも読みたいところですが、車の多い道を通るので泣く泣くガマンです。読み終えるまで、ほかのことはできそうにありません。

今日は本屋に行こう

人に会う予定とか、電話を待っていたりとか、どうしても買い物に行く必要があるとか、決まった予定がなくぽっかり空いてしまう1日があります。時間が余るなんて、現代社会では贅沢なことですね。そんな日には、本屋に行こうと決めてしまいます。じっくりいろんなジャンルをチェックして、しかも大型書店をはしごしようと思います。さらに、電車で移動して大型書店めぐりをします。
具体的に、どのジャンルを重点的に見ようとか、どの作家さんの新刊をチェックしようとか、プランは何も考えないで行きます。頭をからっぽにして、でも、駅まで歩いている時も、電車に乗っている時にも、書店での歩くルートを考えています。最上階の英語のペーパーバックコーナーは、雰囲気だけ味わって歩いて、隣の演劇書のコーナーをじっくり見ようとイメージします。美術書に興味はあるけれど、本が重いので表紙を眺めるだけにして、ウエブデザインの本は手に取ってみようと思います。
一番時間をかけてじっくり見たいのは、小説のところです。特に、単行本の新刊コーナーはチェックします。単行本を買い損ねていた本が、文庫になっていたら買います。文庫のコーナーは、最後にまわしてのお楽しみ、なんです。

発売日を待っていた本

発売前から注目されていて、予約もたくさんはいっていると評判の単行本があります。小説家さんではなくて、芸能に秀でている人か書いた物語です。もともと、その方は読書好きだったらしいです。本のレビューをブログに書いたりするうちに評判になり、雑誌でエッセイを書いたのが本になったりしてました。去年文芸雑誌に掲載されたものが今回単行本になるようです。雑誌掲載時は読んでいないのですけれど、とっても興味がありました。
発売日を知ったのが数日前でした。発売されてから1週間くらいのうちには買ってみようかなあと思っていたのが、その日になるとなんとなく本屋さんに行きました。大型書店の入り口にディスプレイされて平積みされているのを見たら、つい手に取ってしまって、帰りの電車から読み始めました。
自分の芸能についてを交えながらのストーリーでした。出来事そのものは、衝撃的な展開ではありません。日常の延長みたいな部分が描かれています。具体的な地域と店名が出てくるカフェは、作者さんがいつも通っているところなのかもしれません。芸能に対する想いとか情熱とか、基本論とか理屈じゃないよと言う部分とか、表現として心惹かれる部分がたくさんありました。
2冊目がでたなら、楽しみです。

一度決心した女の意思は強し

健康の為に早朝ウォーキングを始めた近くに住むお友達。一緒に歩く?と誘われたけどうんとは言えず・・・。それでも彼女の意思は固いようで、一人で毎朝歩いているようです。夕方や夜という時間帯も考えたそうですが、朝の太陽が昇る時に吸う朝一番の空気はとっても気持ちが良いそうです。太っているわけでもなんでもないのですが、運動不足解消と不摂生な生活を変えたいという思いからだそうです。一度意思を硬く決めると、女性って結構何でも続きますよね。ダイエットも本気でやろうと心に決めた人は成功しますし、彼女のように誰かに言われたのではなく、自分で考えて出した結論から決めた事は継続するんです。寝る前は教養の高そうな本を読もうかとうやむやに言っていましたが、これは微妙なようです。やっぱり読みたい本を読みたいし、一日の終わりには難しい本よりほっとしたり楽しくなって布団へもぐりこみたいものです。テレビをみながらだらだら寝るのは止めたみたいです。私もここ最近ばたばた忙しく本を読む時間を取っていなかったのですが、また寝る前に本を読もうかなと思っています。受動的な行動は簡単ですが、能動的な運動は頭も使いますし、良いことだと思います。ボケ防止にも!

あの子の欲しいもの

私には幼馴染が居ます。年上のお姉さんなんですけど、姉妹のように昔からずっと仲良しです。その人のお母さんと私の母も幼馴染で昔から家族ぐるみで仲良くしていたんですよね。お姉ちゃんは私がまだ学生のうちに結婚したんですが、それでも変わらず私と仲良くしてくれて、誕生日や就職の時には必ずお祝いしてくれました。
そんなお姉ちゃんのところには中学生になる娘さんが居るんです。私とも小さい頃から仲良くしてくれて、時々、お母さんには話せないことを相談しに来てくれたりする可愛い子なんです。そんな彼女が、とても落ち込んだ声で電話をくれたのです。
話を聞いてみると、友達に大切にしていたものを取られてしまったのだとか。欲しいと言ってくれたらあげたのに、何も言わずに持っていかれてしまったらしく、直接本人に言っても認めてもらえなくて悲しいと言うのです。高価なものだったら大変だと思ったので詳しく聞くと、どうやら取られたのは手作りのしおりなんだとか。
彼女も、そのお友達も本が好きで、お互いに好きな作品に登場する花と、その作品の中に登場するキーワードから青いしおりを作っていたらしく、気に入っていたのだそうです。
取られてしまったことは悲しいことだけど、相手を責めたくないというので、同じものをもう一つ作ってみてはどうかとアドバイスしました。そして、相手の女の子に「友達のしるしに、交換しよう」と言うだけ。怒られると思うからいえなくて、でもうらやましかったんだとしたら、きっとそうすれば素直に話してもらえると思ったんですよね。さっそく、もう一つ同じものを作ってみると明るい声になったので、一安心。うまく解決することを祈ってます。

良い時代に生まれました。

ふとした瞬間に、誰かに会いたくなることってありませんか?離れて暮らす両親だったり、学生時代の友人だったり、もちろん恋人や旦那さんだったり…。でも、ふと会いたいと思ったときにいつでも会える人ばかりではないですよね。自分の仕事や生活のタイミングもあれば、相手のタイミングもありますから、ちょっと先で予定を立てて会うのがせいぜいです。
でも、今は電話もメールもあるから、会いたいと思ったら連絡ができますよね。24時間いつでもというわけいはいかなくても、声が聞きたくなったらボタン一つでその人と繋がることができるし、タイミングさえ合えば今会いたい!と思った数十分後には会えるなんていうこともあります。便利な世の中になったものだなあなんて思うんですけど、じゃあ携帯や電話がなかった時代はどうしていたんだろう?ってふと疑問に思いました。
たとえば江戸時代とか、連絡手段は人が伝えるしかなかった時代、どうしていたんでしょう?当時の様子を知るなんていうのは難しいですけど、時代小説とかを読んでいる限りでは文を書いて飛脚に持たせたり、馬を走らせて知らせたり…とても時間がかかりそうです。当然移動手段だって馬か籠かですから、今だったら1時間もあれば行ける距離でも1日とかかかったりもするでしょうし。
そう考えると、今の時代ってとっても恵まれてますよね。この時代に生まれてよかったなあ~。

ありがとうという言葉の大切さ

友達にすすめられて、ヨガの哲学の本を読んでいます。ヨガって言われると、どうしてもダイエットとかそういうイメージになってしまいがちなんですけど、もともとはインド仏教の修行のために生まれたものなので思想や哲学、瞑想がメインでポーズをとることっておまけみたいなものらしいですよ。
その哲学、瞑想についての本なのですが、目からうろこが落ちるとはこのことか!と何だかものすごく気持ちがすっとする言葉がたくさん詰まっています。友達も、通っているヨガのスタジオの先生にすすめてもらって読んだらしいんですが、初めて読んだときは涙が止まらなかったんだとか。うん、わかる気がします。
本当に簡単なことだけど、改めて「ありがとう」という言葉の大切さも認識することができました。ありがとうっていう言葉って、人対人にしか使わない言葉のような気がしてましたけど、こういう本にめぐり合えた人間関係にも感謝だし、読んで内容に感動できる自分自身にも、ゆっくり読む時間を作れたことにも、すべてに感謝なんだなあって。なんていうと、ちょっと宗教がかってますかね(笑)
感化されやすいなあって自分でもちょっと呆れちゃいますけど、それも素直ってことです。これからはもうちょっと、いろんなことに感謝しながら生活してみようかな。それだけで何かが変わるような気がします。

年上のお友達

学生時代にアルバイトで知り合ってから、年の離れた友人として仲良くしている女性がいます。60代になった今も、アルバイトをいくつもかけもちしているんだそうです。時々暇を見つけてはお茶をしたり、買い物を一緒にしたりしているんですが、彼女と話しているととても楽しいんです。だって、ものすごい知識量なんです!
本を読むのが好きで、知らないことを知るのが大好きと公言しているだけあって、とても博識。一つ質問をすれば、とてもわかりやすく説明してくれて、それで居て知識をひけらかす感じではないので、一緒に働いていたときも年齢問わず人気者でした。
そんな彼女の持論は、「一つ所にとどまれば、淀む」というもの。仕事でも何でも、広くいろんなところで色んな経験をするのがすきなんだそうです。だから、定期的にバイトもやめるんだとか。でも、一定時間を置いたら同じところに戻ったりはするみたいですけどね。そういうことが許されるのも、彼女の人柄ゆえかなと思います。
いくつもバイトを掛け持ちしていて、本を読む時間があるの?と聞いてみると、移動中だったり、お風呂に入っているときだったり、座っているしかない時間帯に読むようにしているんだそうです。かなり読むのは早いのよ!と自慢げに笑った顔がかわいくて、年上なのに笑ってしまいました。

お気に入り小説探し

読みたい本を探すとき、今までは本屋で直接見て探すのが基本でした。
しかし最近ではインターネットで「おすすめ小説」などで検索して評判の良いものをや、面白そうなものを探すということをするようになりました。
そのままネットで本を注文もできるし本当に便利な世の中になりましたね!